音楽は、好きですか
「たいして好きでもないです」
これが自分が用意していた答えでした
でも
最近ある曲を聴いたときに
小学生の自分がその曲を気に入ってずっと弾いていたのを思い出ました。
私は5歳から高3までピアノを習っていたので
その間は
時々好きな曲があるとよく弾き語りをしていました
同じ曲を何十回も毎日弾いて歌い続けていました
弾いていて気持ちの良い曲もずーっと弾き続けます
だから家族が私の好きだった曲は嫌でも覚えてしまうほど。
今でもまれに自分の感性にヒットする曲と出会うと
飽きるまでリピートして聴き続ける癖は同じままです
それでも
「音楽はたいして好きでもない」
という自分を設定していたのは
他人を基準にしていたから
私の姉は音楽を生業にしていますが
物心ついたときから絶対音感があり
音楽を習う前から
耳にした曲を幼稚園のオルガンで再現したり
様々な音を音符でとらえたり
多分姉の日常生活は音が主軸なのだとうと常に感じています
そんな姉から生まれた姪も同様に絶対音感があり
姉同様、様々な場面を音で捉えているようなところがあります
そういった身内が身近にいると
音楽好きの基準がいつの間にか彼女たちのような人になり
私は生活の中にそこまで音楽を必要としていないな
と思うようになって
私って、そんなに音楽好きでないんだな
と、ちょっと違った気付きを生んでしまいます
そのとき
あんなに気持ちよく心を震わせながら歌ったり弾いたり聴いたりしたことが
薄れて、まるでなかったことのように
自動的に処理されかけてしまうのです
あんなに純粋に魂を喜ばせていたのに
生活していると
外部で起きてる事柄に意識を持っていかれてしまい
いつの間にか軸が自分以外のところに立ってしまいがちですが
その状態を野放しにしていると
本当の自分を見失ってしまう
すっごくいいもの持っているかもしれないのに
素晴らしい感性がそこにあるのに
それを見逃すのは
本当にもったいないし
自分がかわいそう
だから軸を立て直すべく
全ての愛と意識を自分に向ける感覚を
取り戻していきたいなと思うのです
学びや瞑想を日々行うこともその一つだし
自分の心が震えて喜ぶ経験を
愛をもって与えてあげることも大切だなと感じます
こつこつと
自分を慈しむ日々
なんかヨガだななんて思ったり思わなかったり笑
あえて
何かにあてはめず
ただただ
心地よさで満たす
私の宇宙の陶酔です
そうやってピカピカに輝やいていくと
嬉しくなる
とっても愛おしい自分だから