先日、日本アーユルヴェーダスクールの講義でした
アーユルヴェーダの8科のなかの強壮学です
私はこの強壮学がとても好きで
この講義をするときに時間がオーバーしてしまいますが
それでも、話したりないくらいです
アーユルヴェーダの目的は
健康人の健康を護ることと
病人の病気を鎮静することです
強壮学は「健康人の健康を護る」ほうの分野で
免疫、抵抗力、体力、活力などなどをあげて
健康度をあげていく、心も体も細胞レベルから若返らせていく分野です
私自身、健康に自信がありましたが
若返り治療を受けた後の心や体の軽さは
かつて感じたことがないほどの素晴らしいものでした
ただ、これは気を緩めればまたどんどん元の感覚に戻っていきます
アーユルヴェーダの若返り治療(強壮学)の素晴らしいところは
肉体のケアと、精神や深い意識のケアと同時に行っていくところです
肉体に対しての外側からいくらアプローチしても
心が肉体にネガティブな影響を与え続けていたら効果は半減以下です
逆に肉体を粗末にしいて重さをいつも感じていたら精神のプラクティスも進まないでしょう
そこを同時におこなっていくべく
薬草や治療法の話のほかに
アーチャーララサーヤナ(行いにおける強壮法)
で心や深い意識のケアを導いてくれています
シンプルにいくつも書かれていますが
とても深いです
その解釈は自分の成長度によっても変わってくるので
反芻して考えることは有益で楽しい事です
そうして良い学びに深く触れ続けることで
いつの間にか心が整っているのも感じられます
心が整うと、肉体に対するケア(食べ物、食べ方、運動、睡眠。。。など)も行いやすくなります
「面倒くさいな。。」が「楽しい」「心地いい」に変わります
前のコラムでも書きましたが
アルタ「財・富」ダルマ「法・役割」カーマ「願い」
を矛盾なく手にするためのアーユルヴェーダ、強壮法です。
私たちのアルタ・ダルマ・カーマのための心身の健康を手に入れる
すると副次的効果として
見た目が若返えり、美しくなる
この若々しさと美しさは深いレベルから現れる本当の輝きです
しかしその美しさが自分のエゴにつながらないよう日々プラクティスを重ね
周りの人を癒す菩薩様のようになれたら
素晴らしいですね✨
◎チャラカサンヒター(アーチャーララサーヤナより)
「自我を誇大しない」