私が瞑想を本格的に始めたのは
十数年前、インドに行ったとき。
アーユルヴェーダの師匠が紹介してくれた
サットヴィックな素晴らしい瞑想の指導者に教えていただきました
インドで初めてディープな瞑想体験をしたときには
感動で涙が出て、しばらくその場から動けませんでした
あの時に初めて触れた温かく心地よい純粋なエネルギーを
今でも体感を伴って、はっきり思い出すことができます
その日から毎日欠かすことなく行っていますが
初めの数年は感謝や感動で号泣することが稀にあったと記憶しています
しかし積み重ね、深めていくと
号泣といったような表層的な感情よりも深い意識、より素晴らしい場に触れ
はじめのころとは全く別の満足感にかわっていることに気が付きました
今では日々の生活の中で一番大切な時間、行いになっており
そこに費やす時間も増えてきました
瞑想の先生からも、アーユルヴェーダの師匠からも
大切なことを色々教わりましたが
両メンターから共通して言われたことは
「瞑想中に体験したことを人に話してはいけない」ということです
師匠は、「それを話す行為は自分のエゴになってしまうから」と説明していましたが
まったくその通りだと思いますし
さらに、瞑想体験を聞かされた相手からすると
その内容に囚われてしまい
その方の瞑想を邪魔することにもなってしまうのではないか
と、個人的には思うので
この素晴らしい教えはずっと守っています。
ですから、ここでも自身の具体的な瞑想体験については触れませんが
瞑想を深めることは
自分の存在、つまりアーユルヴェーダでいうところの肉体・精神・魂
すべてを調整し、健全で純質にしてくれるものであるということを
体験の中で実感しています。
瞑想中は脈拍、血圧、呼吸数が減り
(私の場合、測定器が脈拍や心拍をとらえることができず測定不能でした)
体が非常に省エネ状態になり、肉体を深く癒しますし
トラウマ等の浄化になるともいわれます
しかしそれは
深い意識に触れ、本来のあるべき場に存在することで
得られる、ほんの副産物なのです
Yogaのアーサナも素晴らしいですが
瞑想は体が動かなくても行え
世界観や宇宙観、人生を良い意味で覆し
素晴らしい体験のできるYOGA行だと思います
ですから、チャンスがあればぜひ挑戦されるとよいでしょうし
私も、いずれレクチャーの機会をつくれたらと考えています
それでは☆
ナマスカーラ
Love Ayurveda