今年も約半分が過ぎ
来月になると夏本番を迎えますが
皆さんご存知の通りアーユルヴェーダには季節の過ごし方『リトゥチャルヤ』というものがあります
古典書には病気を治すことだけではなく、不調を引き起こさないような予防医学的視点から考えた日常の過ごし方も書かれています
季節による私たちの精神と肉体への影響は、想像以上です
目に見えていない宇宙のエネルギーは認識しにくいですが
太陽が近づくこの季節は体力も奪われていきます
これは単にエアコンで涼しい環境を作ればよいというものではなく
どんな快適な環境にいても関係なく私たちの生命力は低下します
ですから夏は、消化に負担をかけすぎないことや、運動を減らすことや
普段は禁忌の昼寝も時として取り入れることが勧められます
そして
夏に乱れやすいエネルギーを鎮静するケアとして
月光浴も素晴らしいです
"夏の月夜は、月光を浴びながら白色をしたお菓子(有益な食品)をたべ、チャンドラ(月)と星の光で冷却したシータラム(牛乳)に砂糖を加えて飲用しなさい”
と古典に書かれています
また、月夜にこだわらずも
”真珠や宝石を身に付け、屋上に出てビャクダンのペーストを体に塗り、ビャクダン水で濡らした手で体を触り(触ってもらい)時間を過ごす”
と、ステキな過ごし方も書かれています
美しい庭、冷たい水、花を楽しむようにとも記されていますので
夏の暑い日
月光をあびたり、このような優雅な時間を過ごしてみると
頭も心身も魂も癒されるとおもいます
今年の夏、是非とりいれてみてはいかがでしょうか☆彡