先日田舎に帰省した際
母と姪と三人で田舎道を散歩していると
母が「昔はここに"三夜さん"て呼ばれてた石碑があってね。。。」
と昔の話をはじめました
最初は母の昔話を"はいはい"というかんじで聞いていたのですが
ふと
「三夜さんてなに?」
と母に尋ねてみるると
「なんだろう・・・」
ということになり
近所のおじいさんに聞いたり
調べたりしたところ
二十三夜祭という月待行事のことだろうとのことでした
十五夜や十三夜のお月見は有名ですが
この月待ちのお祭りはそこまでメジャーではないですよね
これは二十三日目の月、つまり満月を通り越して下弦の月の日に
深夜0時に月が上がるのを持つ行事なのだそう
二十三夜の月夜はとても神秘的で
神様の示現があるのだとか彡
毎回やる地域もあったそうですが
代表的な時期は晩秋だそうで(旧暦の10月23日)
ヒンドゥーにも晩秋の真夜中に月を拝む儀式があり(これは満月ですが)
やはり女神さまのエネルギーに触れらる日とされていますので
きっと何か意味があるんだろうななんて思います
こんな素敵な日本の文化
忘れられちゃうのもったいないな~なんてしみじみ思い
今年やってみようかな♪
なんて思っています◎