アーユルヴェーダを勉強すると
牛乳へのジレンマがおきます
牛乳は、私たちの精神の質をよくする働きがあります
私が大きな会社のトップなら、会社の10時と3時に牛乳タイムを設けて
社内の人間関係の円滑化や能率アップを図りたいと思ってしまうくらい。
牛乳は、平和で安定した気分を作ってくれる飲み物であり
活力を育んでくれるものであり
脳の働きもクリアにしてくれる
とっても優秀な飲み物
しかし
近年、牛乳への考え方は賛否両論
牛乳を勧めない意見と
積極的に摂取しましょうとする意見と
様々ですね
情報が真逆すぎてどっちを信じたらいいやら
これ、アーユルヴェーダの立場から話すと
両方です
牛乳って摂り方にルールがあって
塩味、酸味、魚
と一緒に摂ると身体に有害なものを生んでしまうといわれています
塩や酸味は殆どの食事に含まれていますから
食事と一緒に摂るなら、お勧めできないのですが
単独でとるか、調味料に塩が使われていない、酸味のない食品ととるなら
積極的にとって欲しいなと思います
牛乳を食事と一緒に摂った結果としてよく言われるのは
皮膚トラブルやアレルギー
以前、私のクラスの生徒さんで突然体中がかゆくなってしまい
病院に行っても原因がよく分からず、出された薬もあまり効かないといって
お困りの方がいらっしゃいました
授業の合間の休み時間に雑談していると
その方が、最近フルーツ酢にはまっていて、毎日飲んでるのと話していて
私は、ん?ん?それかなって思っているとさらに
「ミルクと混ぜたりね・・」と続いたので
それじゃないですか?
と、なったわけです
酸味の摂りすぎも皮膚トラブルの原因になり得るのに
牛乳を入れてしまっていたら、もう大変
ということで、一応少しの間、その酢をお休みしてみる提案をしました
彼女はその日から酢を飲むのをやめて
しばらくするとすっかり痒みが治まりました
単独で飲んだら素晴らしい効果を生む牛乳ですが
飲み方を誤ってしまうと悪いものになっていしまう
だから悪者扱いされてしまうことがあるのではないかと思います
牛乳を(できれば一度沸騰させたものを)単独か、酸、塩、魚以外のものと共に
積極的にとると
若返りにも良いですよ
ターメリックや黒糖、ギー、アーモンド、(酸味のない)ドライフルーツなどと一緒に
ホットミルクを頂くと心と体が温かくなって元気になっていくのを感じますよ
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